連結決算とはどのようなものなのかや、そのメリットをまとめています。

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連結決算とは

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連結決算というのは支配従属関係にある企業集団を連結して親会社が作成する決算書のことですが、これにはどのような手順が含まれるのでしょうか。
まず親会社が子会社の決算書データを収集するところから始まり、子会社の決算書データを連結させ合算させます。
この際には内部取引や内部利益(未実現損益)を消去することができますので、節税効果があるというのがひとつのメリットにもなっています。
これによって以前に行なわれていた子会社に土地や有価証券を譲渡して損失を計上しないというような不正行為ができなくなり、より公正な税務が実現したともいわれています。
これらの連結決算に関する計算は専門の会計ソフトなどがありますので、税理士などがいるのであればそのようなソフトで簡単に処理してもらうことができます。
この会計ソフトを導入することのメリットですが、企業によっては日本以外にグローバルに展開している企業もあり、同一企業グループであってもその子会社がある国によって会計制度が異なるケースがあります。
それで連結会計ソフトを使わずに連結決算書を作成しようとするなら、個別決算書の表示の組替をするにしても連結決算書を作成する際に毎回その作業を行なわなければいけなくなります。
しかし連結会計ソフトを導入することによって自動的に組替作業ができるようになりますので、大幅な作業や時間のカットになります。
また海外に展開している場合でも、システム上で為替レートの管理、財務データの円換算などができるようになりますので、この点でも無駄な作業を減らすことができます。
では連結決算に際してどの範囲までが連結の範囲だといえるのでしょうか。
原則としては、会社の議決権の過半数を所有しているか40%以上を所有していて会社の財務、営業を支配している会社している会社が子会社という立場になります。
ではまとめるとこの連結決算にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずは節税効果があること、さらには組織再編がしやすく、グループ内取引の損益への課税が繰延べられるという点をあげることができます。
それに対するデメリットですが、グループ内の寄付金が全額損金不算入になってしまうこと、さらにソフトなどを導入しないと納税業務の作業量が増えたり、継続的に連結納税を実施する義務がある点などがあります。
いずれにせよかなり複雑な部分もありますので、よく理解しておくことが必要だといえるでしょう。

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